いつか観なくてはと思っていたネオリアリズモの傑作。画質も悪いし、雑なところもあるのだけど、そこに緊迫感を感じました。
同盟国だったドイツ軍に制圧されたイタリア。ゲシュタポに追われるレジスタンスの指…
イタリアの降伏後、ナチス政権の支配下に置かれた町での人々の暮らしと闘い。本当に戦時中に作られているため、並々ならぬ緊迫感を持つ。救いのない物語であるが、同時にナチスの優生思想を糾弾する。映画史のみな…
>>続きを読む中盤まで誰に焦点を合わせればいいのか分からなかったので、集中力が途切れてしまった。こういう主人公不在の映画、かなり苦手で名作であってもなかなかハマれない。
特にアパート?の女性たちと子供たちが魅力…
不条理な世の中で、正しく生きる事ほど難しいことはない。まずは、正しさとやらを混沌の中から見出さねばならない。でも、そうして正しく生きることを諦めなかった人たちのおかげで、私たちの多くが望む平和がもた…
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・イタリア。ドイツ軍の脅威
・司祭に群がる子供達
・合言葉代わりの口笛
・銃殺をベッドに隠す
・拷問を見せつけられる司祭、声だけ聞こえる
・同性愛に溺れる女
・ラスト、椅子に座って銃殺される
2…
このレビューはネタバレを含みます
ナチは暴力に物言わせ、圧倒的な支配力を保持しているが、精神的に超越しているのはレジスタンスの方。ということにはナチ側も薄々感づいており、図星な当たり散らし方をしているのはリアリティがあった。
ゲシュ…
ナチス、ファシストからイタリアを解放しようとしたパルチザン達。そのレジスタンス運動を描いた作品です。決して忘れてはいけないことだという監督の思いからできた作品でしょうか。大人のそんな戦いを見てか、子…
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