映画史的にはもちろん重要作なんだが、一つの作品としてはシンプルなホロコーストなネオ・レアリズモ出発点。
第二次世界大戦末期のイタリアはドイツ軍の占領を受けていた。そんな時代レジスタンスを指揮していた…
ちょいちょいユーモアショットがあり良い息抜きになる
どちらもそれぞれに持つ正義があるのでどっちの尺度でみるかによって、どちらが悪になってしまう。白黒だからあまり痛みを感じずにみれたのでフラットにみ…
ネオ・レアリズモというイタリアのファシズムとナチズムに抵抗する潮流ということだけ習った気がするけど見たことはなかった。
戦中戦後で物資や資金がない中で作ったことは明らかだが、それが結果的に高いリア…
ネオレアリズモが時代を象徴するのは、やはりそれが当時の人々にとって、物語の中にフィードバックされた現実そのものだからだ。テンポも良く、時々あらわれるユーモアが日常感を増幅させるという意味でバランスが…
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司祭と少年のコンビが本当にいい。戦争になったとき成人男性の見た目を持ってる人間はどうやってサバイバルすればいいんだろうということをよく考えるけれども、この二人は子どもの見た目と司祭の見た目をフル活用…
>>続きを読む最近チャリ盗まれたので無性にネオリアリズモが見たくなって鑑賞。チャリ盗まれる方のネオリアリズモ映画として有名な『自転車泥棒』は鑑賞済みで非常に好きな作品。こちらはよりドラマチックというか、スリリング…
>>続きを読むロッセリーニによるネオレアリズモの代表作と言われる由縁がわかる。戦後(イタリアは1944年に解放)直ぐに、主要な人物のみ役者で一般人を起用し、まだ戦争の傷痕が生々しいなか、オールロケで撮影。市民を装…
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