やさしい女の作品情報・感想・評価

やさしい女1969年製作の映画)

UNE FEMME DOUCE

上映日:1986年03月29日

製作国:

上映時間:89分

3.9

『やさしい女』に投稿された感想・評価

まさに生の瞬間である次のカットでは、血の気の無い死んだ妻がベッドの上で寝ている。いや、妻は既に死んでいた、ただあたたかい肉体が夫の隣におり、たまに何処かへ消えたりした。
笑い声、泣き声の異質感

女は生まれた時から続く貧しさで心が死んでしまったと思う。
結婚で男が救ってくれるかと希望を見出した事もあったがそんなことは無かった。
むしろ何も持ってない女から男は更に奪おうとする。体や心の自由を。…

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Haru

Haruの感想・評価

5.0

ドストエフスキー!アレンジされていて全てが抑えめなのに、すごく良くできていた
Dostvevsky! The expressions were suppressed and some element…

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sally

sallyの感想・評価

5.0

すべてが無理。

あなたが望むのは愛ではなく結婚でしょう。愛を見つけようとした。夫婦の誓いを交わし、指輪をはめたあの日から。沈黙の果ての幻想。あなたはいつも、幻ばかり見ていた。口論も涙も、すべての過…

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odyss

odyssの感想・評価

3.0

【ドミニク・サンダのデビュー作だそうだが】

女優ドミニク・サンダのデビュー作として有名な映画だけど、私も作られて半世紀近くたってから初めて鑑賞。

サンダがヒロインを演じ、ヒロインと結婚した男の語…

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えふ

えふの感想・評価

-

映画好きの男性ふたりが、「ドストエフスキーはよく分からないな~」と話していたけど、私はあの女のひとの気持ちがわかる気がする。女性だからこそ共感できるような、観る人によって感想の変わりそうな作品。
意…

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(とりあえずの鑑賞メモ)ブレッソンでいちばん好きかも。それだけに、滅多に観られないのがあまりに残念。
この人は彼のこと好きだったのかなーって思っちゃう。ずっとすれ違ってる。
lixo

lixoの感想・評価

4.3

夫が彼女を言葉で描写するのだが、もともと思い込みや固定観念が強いキャラクターなのも相まって、その内容は「こいつは恐らく彼女のことなんて何もわかってないんだろうなあ…」と思いながら見ることになる。では…

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先に観た「恐怖女子高校 女暴力教室」(1973)は下品を追求した熱い映画だったが、本作は同じく17歳ヒロインの上品映画だった。

ブレッソン監督の初カラー作品。原作はドストエフスキー「やさしい女 ー…

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