ドミニク・サンダの清純にも妖艶にも表情を変え、彼女がスクリーンに出るだけで息を呑むほど魅せつけられる。このときに17歳というのだから驚かされる。まずはその素晴らしさ、表情ひとつに感動させられる。
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夫婦は皆同じことをするのねといって花を捨てるシーンは印象的やしタイトルが皮肉で好き。
死して尚、男は真因に気づかず悲劇の男としてペラペラと話していて、はあ、、となる。なんか悲しかった。
ちな途中…
舞い落ちるショールの柔らかで不穏な時間。
序盤から痺れるカットの連続で唸った。
ときに愉しい網越しの猿まねも、夫の自己愛が強過ぎて不憫。
これで "やさしい女" は素晴らしいな。描くはおろかな男。
望みは愛ではなく結婚っていうのが本当にその通りだったんだろう。
無理やり結婚した感じだし、一緒にいるべきじゃないのが分かってるのに愛さずにはいられないから関係をつづけるっていうのがちょっと自分にあっ…
原作未読再リバイバルで初見鑑賞、よくある仮面っぽい夫婦の話と言ったらそれまでだが、夫側の願望と思い込みで進む流れを、妻側の表情と数少ない言葉で事実を残酷に補う構成に震えた、相手とは関係ない件を「結婚…
>>続きを読む彼女は籠から逃げ出した鳥のよう。
あなたの望みは愛ではなく結婚だわと言い放った妻が夫の手を引いて階段を駆け上り、所狭しと部屋を駆け、お風呂を準備しベッドに潜り込んで笑うのは妻の努力だったのか。
限…
作品としてのミニマルさ、カットバック的に淡々と進行する展開と無感情に近いナレーション
ただ表情は何よりも雄弁に語るようにラストの唇のアップに一種のカタルシスを覚える、まさに彼女の感情が折に溢れたタイ…
カット毎の画面内のバランスがとにかく美しい
"部屋"がロケーションとして好きだから全く飽きない
ドミニクサンダのすべてつまらなさそうな 投げやりな態度が全編…
男が嫌いなのよ、良い
ハムレット…
妻が自殺したところからはじまり、夫がこれまでを振り返るストーリー
夫と妻の役割に当てはめられていくうちにどんどん不和が大きくなっていく
優しく思いやっているようで、尊重はしておらず、奪っているばかり…