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3時10分、決断のときのぉゅのレビュー・感想・評価

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)
3.8
2021年 鑑賞 21-305-19
「ナイト&デイ」「ウルヴァリン:SAMURAI」「ローガン」「フォード VSフェラーリ」等のジェームズ・マンゴールド監督による、エルモア・レナード先生の短編小説を原作にした、「決断の3時10分」(57)のリメイクの西部劇作品。

舞台は南北戦争が終わってまだ間もないアリゾナ準州。北軍の一員として従軍し、切断には至らなかったが片足を不具にし退役した牧場経営者ダン・エヴァンス(クリスチャン・ベールさん)。彼の牧場は、その存在を疎ましく思う町の有力者とその部下たちによって様々な嫌がらせを受けていた。そんなある日、ダンは有力者と交渉するためにビスビーの町に赴く。その道すがらダンは無法者ベン・ウェイド(ラッセル・クロウさん)率いる強盗団と遭遇、そして彼らに襲撃された駅馬車を発見する。ダンはただ一人生き残ったピンカートン探偵社に所属する賞金稼ぎを救助する...

少し前の私にとっての西部劇って、古い作品というイメージだった。
フィルムからデジタルへ、CG等の新しい手法もどんどん進化している昨今。あまり集客率の上がらないであろう西部劇を扱った作品は、だいぶと衰退したが、それでも久々に西部劇作品で、ヒットを飛ばした作品を鑑賞していきたい!

風景も映像も綺麗!でも、セットは、古臭く感じないのが残念。
馬に乗ってのアクションは、凄く迫力があって最高!「続・荒野の用心棒」「ラストスタンド」等、西部劇(思わせる)作品 × ガトリングのアクションは震える!

ベンを縛り首にするため明後日の「ユマ行き3時10分発」の汽車に乗せようとする。ベンをコンテンションの駅まで護送する一行に、ダンも同行するのだが... 仲間割れ(ベン発信)、真夜中の襲撃、あの拷問... 仲間割れや結束を繰り返しつつ、護送団の一行も減らしつつ、コンテンションの町に到着し、ホテルに辿り着くが...

ダンのカッコ良さ、ベンのヒールとヒーローの表裏一体加減、父を想うウィリアム(ローガン・ラーマンさん)... 一気に町中が敵に周り絶望... からの、まさに “決断のとき”

ホテル 〜 駅の道中のダン&ベンから目が離せない!汽車到着後の駆け引きや、牛の大群の動き(これ意外と良かった)、ベンのヒール&ヒーローたる部分がしっかりと出るあのシーンや、●●●ア●の決断も胸を撃った!最後の彼の決断も、ジーンと染みた!そんな作品!やっぱり西部劇って、いいものですね!

余談:ベン強盗団の1人、二丁拳銃のチャーリー・プリンス(ベン・フォスターさん)も好き!特にリボルバーの弾充填のやり方のカッコ良さ!憧れるぅぅぅ!

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