エルモア・レナード原作の西部劇「決断の3時10分」(1957年)のリメイク版。
ラッセル・クロウとクリスチャン・ベールが共演、監督はジェームズ・マンゴールド。
強盗団のリーダーである賞金首のベン・ウェイド(ラッセル・クロウ)が捕まる。
貧乏で借金を抱えた農場主のダン(クリスチャン・ベール)が、200ドルで、3時10分発ユマ行きの列車に乗せるまで彼を護送することになるが……
護送を通じてベンとダンの信頼の絆が構築されていく過程が描かれています。
捕らわれの身でありながらも余裕を見せるベン。
対峙する二人の男のプライドと友情が渋いです。
加えてダンの息子に対する尊厳と意地も描かれています。
そしてベンが魅せる衝撃的なクライマックス!
ベンを慕っていた彼の部下が可愛そうな気もするが.....
護送列車に自ら乗り込んでから馬を呼ぶ漢気がカッコいい!
2021.10 NHK BSPで鑑賞(字幕:種市譲二)