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時をかける少女のsushiのレビュー・感想・評価

時をかける少女(1983年製作の映画)
4.2
創られた記憶と対峙する少女はまさしく映画という虚構を見る観客そのものであり、ラストの演出は本来はあるはずのないもの(=映画)を崩壊させつつ、その少女の笑顔は確かに存在する。アイドル映画の実存主義。

宇多丸が言うように性のメタファーだらけだが、吾郎は少女の脚に惹かれたのだと思う。古典の教師は保健室の先生の脚をじっとりと見るし、他にも脚を強調したショットがいくつかある。
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