虹島流浮

ウィンブルドンの虹島流浮のレビュー・感想・評価

ウィンブルドン(2004年製作の映画)
3.2
アメコミ原作のようなポップさと王道展開とキャラクター間の関係性。

特別な能力が発揮されるわけではないけれど、ポール・ベタニー演じる主人公が緊張のあまり神経が昂った時にスパイダーセンス風な演出を発動したり、彼の代理人をジョン・ファブローが演じてたり、キルスティン・ダンストがヒロインだったり。

キルスティン・ダンストは可愛らしいんだけども、キャラクターがただのビッチで残念。
主人公との初対面のシーンなんかは、絶対に自分の部屋に来るように手配しているだろうし、初対面の男にガラス越しにシャワーを見せるどころか、タイミングよく全裸を見せつける大胆さ。怖い。

そのほか、主人公の弟にマカヴォイ、主人公の親友に『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー、主人公の父親にタイタニックの船長兼セオデン王、という豪華な布陣。