本格的なテニスのプレーを役者が演じるので見れないことは分かり切っているが、それにしても下手くそなラケット捌き。
特にキルスティン・ダンスとのそれなど、普通の経験者から言わせても技術など無いに等しい。
少しは身に着けてこいよと思うのだが、この映画はあくまでも軽いラブコメ。
テニスもウィンブルドンもきっかけにしかならないことがよく分かる。
ポール・ベタニーは幾分身体を作って来たのは分かるし、ラリーもそれなりにこなしている。
見た後何も残らないが、暇つぶしにはなるんじゃないかという程度なので、その辺を踏まえてどうぞ。
ちなみにウィンブルドンはイギリス人が優勝しないジンクスがあるが、この映画はそのことを知っていてのラストに繋げている。