このレビューはネタバレを含みます
2023年9本目
正直、全体的な完成度としてはだいぶ期待はずれ。
松田聖子を出す必要はあったんだろうか?よく分からないタイミングでよく分からない劇中歌が入るのも違和感しかない。
他にも、正直この役はいらない、なんでこの人を当てがったんだろう、と思うキャストはいた。
「源氏物語」としてのストーリーと、紫式部自身のストーリーが混在しているため、このシーンはどちら側のストーリーなのかと、分かりにくい場面があった。
とはいえ、題材と、全体的に見たキャスト陣(一部を除く)はとても良かった。
特に天海祐希の光源氏は、さすが元タカラジェンヌ、本当に絵の中から飛び出してきたかのような美しさだった。
また、十二単や自然の景色なども鮮やかで本当に綺麗だった。
ストーリーや見応えには一切期待せず、ただ映像だけを楽しむ分にはいい作品。