りょーこ

お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷のりょーこのレビュー・感想・評価

3.8
1959年公開
横溝正史原作推理小説を、播磨屋総出演で映画化☆

歌舞伎シーンががっつりあり、美しく迫力がありました~
所作が本当に綺麗ですよね♪
本物を観に行きたいなぁ(*´ω`*)

主演は中村錦之助!
やはり彼は時代劇が似合う!!
役者崩れの遊び人で、素手喧嘩や七変化が楽しい、軽口もキマるあんちゃんでした☆


ストーリィは…

ある晩、ヤバそうな黒覆面の侍達と喧嘩になった文七(中村錦之助)。

同時期、勝田藩内で縁談を控えた姫に事件が。

真相を暴こうとした文七だが、友人や家族が何者かに襲われてしまい……



「バカめ」
そんな置き手紙しなくても(笑)

ラストの殺陣が素晴らしかった!
錦之助も格好良いけど、斬られ役の方の上手さが光りますね~
狭い屋敷内での大迫力チャンバラ、最高♪

錦之助は宝塚の男役みたい(〃∇〃)
キメキメだけど嫌味がなくて、遊び人だけど気品がある!

え、そんなことで事件起こしたの?
っていう内容だし、蜘蛛一味の過剰演出にも失笑w
そこはまあ、時代かな?

あとタイトルにもある通り蜘蛛が出ます!
途中、ちっこいのが大量に出て来て悲鳴(°Д°)///
ぎゃおす……………

サスペンスと歌舞伎舞台、そして中村錦之助の殺陣が堪能出来る豪華作品でした☆
りょーこ

りょーこ