万事絶好調

呪われた城の万事絶好調のレビュー・感想・評価

呪われた城(1946年製作の映画)
3.5
陰影がかっこいい。特に暖炉を背に、医師とジーンティアニーが座って会話するシーン。
ヴィンセントプライスは12頭身くらいあるのでは?とにかく存在だけで猛烈に奇妙。ジーンティアニーが惹かれる過程がよくわかんなかった。(そしてジーンティアニーは田舎娘に見えない)
お菓子大好き奥様もなんか怖かった。かわいそうだけど。
城の雰囲気は素晴らしいんだけど、要素が多いというか、ヴィンセントプライスの怪しさにおんぶにだっこ気味。
これがマンキー監督デビュー作。この翌年に大大傑作『幽霊と未亡人』を撮ることになると思うと、なんか恐れ入るというか、1年で何かあったのか?!と思う。
肖像画、存在感はあるがいまひとつ活かされていない。
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