そろそろ50年も昔のゾンビ作品
政府お墨付きで採用されている害虫駆除装置から放たれる超音波によってデッドが歩きアンデッドが群れをなすお話
大昔のゾンビだからということはないでしょうが、両腕を前にかかげ左右にぶれながら歩く姿は懐かしさすらこみあげてきますね
この作品で一番好みなのは、ゾンビによって殺された人物の殺人容疑が主人公たちにふりかかってくるところ、そしてゾンビの大群によって食われた死体の描写ですね
ぞろぞろと群れをなして闊歩しているにも関わらず、ゾンビなどという非科学的なことは信じない刑事によって逮捕されようとする主人公たちはなかなか斬新
ゾンビによって食われている被害者たちの臓器も手がかけられていることがよくわかり、2016年にもなってあんな描写しかしなかった『ビッグフットvsゾンビ』とは何だったのか心が温かくなりますね
今の時代で見ればもちろん安っぽさは否めないのですが、そういう安っぽさが味になるところも良い作品と言える理由になるのではないでしょうか
