子供の時見て以来の鑑賞。吉幾三の歌もだしオープニングで夢子ちゃんを守る終わり方や映画の中で使われてる音響すら懐かしい。
船に人魚、そこからあやかしと言う妖怪登場からの船沈没。鬼太郎は台風から巨大な妖気を感じ町のみんなに知らせるが人間は相手にしてくれず怒り出し警察沙汰になりそうに。しかし1000年に1度世界中の妖気が集まってできる怪奇象とやらは迫っている。
バスでカロリーヌ(当時11歳の藤枝成子が声を担当)と言う少女をねずみ男が助けるが、その後誘拐されてしまう。カロリーヌの存在とは?。黒幕は誰だ?
「やっつける」と言う言葉すら古さを感じてしまった。
漫画家水木しげるが出てきてビックリ。高僧チンポと言う三つ目の男に自衛隊に政府も登場。
凄い数の妖怪が出てくるので見てるだけで楽しめる。丁寧に名前まで書いてある。扉をあけるネコみたいな妖怪は可愛かったし、辻神と言う妖怪は一反木綿にそっくり。吸い込んでムシャムシャ食べちゃう妖怪やオボログルマの正体も楽しい。
しかしこの映画は何と言ってもねずみ男がメインで本当に素敵。相変わらずの下品丸出しだけど優しくてかっこいい。
ねずみ男ちゃんって呼ぶカロリーヌちゃんも本当可愛くて思いやりがあってたまらなく愛おしくなります。声も可愛い。
ゲゲゲの鬼太郎作品でこんなに心にくると言うか泣ける作品あるんでしょうかね?。とにかく切なくもあり涙が止まらない。
大人になって見てもあの頃と気持ち変わらず良い映画でした。
短いのでサクッと見れるけど終わり方もとても良いです。