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雪国のmarnimのレビュー・感想・評価

雪国(1965年製作の映画)
3.5
川端康成の名作「雪国」、本を読むのは面倒くさいので、手軽に映画を見ようと本作を鑑賞。

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
あまりに有名な冒頭のフレーズ。
まさか、大人の恋愛ストーリーとは思ってもみなかった。
全編、起伏なく淡々と進んでいく印象だが、若き岩下志麻が実に美しく、彼女の揺れ動く恋心を見ていると、不思議と退屈な感じはしなかった。
原作がそうなのかもしれないが、ラストはモヤモヤとしたものが残り、結局二人はどうなったんだ?という消化不良感を感じた。
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