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オテサーネク 妄想の子供のkmiwのレビュー・感想・評価

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
4.0
レビュー書くために作品検索した時、オクサーテネクとかオサクーネテクとか何回か間違えてなかなかたどり着けない程度にはチェコ語が耳馴染みなく、理解が難しいのもさもありなん。
監督はヤン・シュヴァンクマイエル氏。
1934年生まれで充分に大人だった時にかのプラハの春一連を経験なさってます。
シュルレアリストですって。ね、訳わかんなさ爆発の理由がよくわかりましたね。
作中の食へのこだわりもすごかったですが、ご本人は「食べる」という行為が嫌いなんですって。ああ、だからねー、ああなるのよねー。成る程。
チェコ料理そんなに不味そうなもんばかりなのかよと疑った私は調べてみましたら、美味しそうな料理がたくさんでした。
民話をシュルレアリストがいじくっただけあって、全く共感できない。しかしながら頭がぐるぐる回転せざるを得ない。
面白い体験ができますよ。
邦題は余計ね。作品の良さが伝わらないのでは。
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