ゆう

オテサーネク 妄想の子供のゆうのレビュー・感想・評価

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)
4.0
ジャケ写が気持ち悪くて避けていた。Amazonがもうすぐ配信終了だと脅すのでそれならと。
結果、面白かった~~~🤣

思った通り気持ち悪い。食べ物全てが不味そう。食に恨みでもある監督なんだろうか。グロテスクなシーンが多いけど、唯一無二な世界観が面白い。

出演者はみんな独特。よくもこんなにピッタリはまり役を揃えたと感心してしまう。細~い眉毛母ちゃんも、おませな笑わない少女も、ロリコン変態じいちゃんも、みんなみんな面白い。

民話が下敷きになっているらしいけど、子供には見せられない大人用アレンジ作品。原作の絵本はちゃんと子供向きなのか読んでみたい。買う気はないけど調べてみたら1760円なり。

ラストはキャベツのばあちゃんが、鍬でオテサーネクをやっつけるところを見たかった。ちょくちょく入る、見せない面白さ✨

オテサーネクには、何かしらのメッセージがあるのかもしれないけれど、考察はなし。私には、キモい独特な世界をただただ楽しむコメディーファンタジーだった。

迷ったら観るべし!
ゆう

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