ホイ

ラブリーボーンのホイのネタバレレビュー・内容・結末

ラブリーボーン(2009年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

美しい映像に反して残酷でリアルな物語。
14歳で殺された女の子の死後のファンタジーな世界と残された家族の現実。終始泣きながら観ました。
ラスト賛否あるけど、あえてこのラストにしたんだと思う。

執着を手放すことが、真の心の解放なのだと。。

悲しいことに、現実世界でも同じような事件が全て解決するとは限らない。
では被害に遭った子供が死後の世界で恐怖や苦しさに囚われれ続けて欲しいのか?
いや、そんなものからは解放されて、生前の小さな恋のお悩みや家族との思い出を胸に明るく綺麗な世界で元気に過ごしていたら救われるよね、と。
そういったことを比喩しているのかなと感じます。

個人的には、真の魂の救済映画だと思った。
忘れられない映画です。
ホイ

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