てれ

ラブリーボーンのてれのネタバレレビュー・内容・結末

ラブリーボーン(2009年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

アマゾンプライムビデオで観よう観ようと先延ばししてたら今日で配信終了だったので滑り込み💦

ロッキーホラーでファンになったスーザン・サランドンが出ていたので観てみた。主人公の女の子のお祖母ちゃん役で、めちゃくちゃファンキー💃💪💥 煙草とお酒が大好きで一見荒削りだけど、女の子の死後悲しみに沈む家族に寄り添う強い人で良かった。

主人公の14歳の女の子スージーは、ハツラツしていて幸せに満ち溢れた暮らしを何不自由なく送っていた。しかし無垢な彼女は突然殺される。家族も好きな人もいたのに、それを絶たれてしまったことが残酷で何よりも悲しかった。
けれども、彼女が死後に行った世界が幻想的で圧倒的な美しさに息を呑んだ。それは言葉では言い表せないほど。映像美が極められていて、ファンタジーの世界のようだった。

何をしても彼女はもう戻ってこない。彼女の魂の行き着く先の穏やかさと、現実の空虚さと、残された家族のそれぞれの思い。全てが混ざり合って、心が激しく揺さぶられた。何度も泣いてしまった。
てれ

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