SNOW

彼岸花のSNOWのレビュー・感想・評価

彼岸花(1958年製作の映画)
3.0
再見。

小津安二郎の初カラー作品(ドイツのアグファが使われたことでも有名)だが、かなり渋い方の位置付け?なのかよく覚えてなくてもう1回観た。

確かにこれは咀嚼して味が出てくるなと。佐分利信の台本がめちゃくちゃ良い。「矛盾は人生の総和だとか言った奴もいる」「結婚は金だと思ったら真鍮だった」→「真鍮を金にするのが結婚だ」これを佐分利信が言うから良い。

コメディリリーフでもありプロットの軸でもある浪花千栄子(山本富士子)がめちゃ好き。
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