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女の叫びのadeamのレビュー・感想・評価

女の叫び(1911年製作の映画)
2.5
D・W・グリフィスが正にお手本のような映像テクニックを披露した初期の秀作短編。
押し入ろうとする男たちと助けを求めて電報を打つ女のスリル、そして電報を書き起こして内容が分かった時にサスペンスのスイッチが入り、そこから怒涛のカットバックで駆け抜け、唯一のクローズアップが脱帽のオチを示す展開はあまりに見事でした。
ストーリーが無くても短編ならばシチュエーションと演出力だけで面白い映像作品が作れることを証明しています。
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