ジャケ借り。
ストーリーはシンプルながら退屈せず、登場人物の行動や心情も自分には察し易くて観ていてグッとくるものが多々あった。
継母が齧ったメロンの果肉の歯型の縁取りにおもむろに自分の口を這わせて…
エルサ・モランテの原作”L’isola di Arturo” (『アルトゥーロの島』として河出書房新社の世界文学全集に中山エツ子氏の翻訳版が収録されている)に描かれていた少年アルトゥーロの繊細な心情…
>>続きを読むひとりぼっちのアルトゥーロ。孤独とゆう入れ物のなかに愛のたくさんつまった若くて美しい継母のヌンチアータ。
世間知らずで非力な彼は、気持ちを持てあまてただ、海を漂う。
穴だらけのセーター。繊細で儚い心…
とにかく薄情な父親……
生まれた時 母親を亡くした15歳の1人息子を、島にある自宅に置き去りにしていつもいつも旅三昧💧
それなのに息子は滅多に帰らない父が帰ってくるのを今か今かと毎日港に出向いてわく…
ジャケ写の感じだともうちょい年上かと思ったけど見たらロリロリじゃないの。
島暮らしハードだと思うけど若い子が文句言わないで家事とかするのは信仰のなせるわざなのか。
部屋から追い出すとことか心理描写細…
内容はそれほど期待せず、単にミアスマン目当てのレンタルだったのですが…
結構な秀作でびっくり!
ダミアーニの作品は数本しか観ていませんが、観た中ではピカ一。
生まれた時に母を亡くした思春期真っ只中の…