「潜水艦映画にもハズレはある」という事を教えてくれた貴重な作品。
手が抜けなくなるシーンとか「何の冗談だ」と思って観てたんだが、のちに大真面目にやってたんだと知ってさらに失望。
まあでも伊507のデザインとローレライシステムの立体ディスプレイのビジュアルは好きなんでスコアはこれぐらい。
余談その1:本作の後樋口真嗣氏は「特撮監督に専念すれば良いのに」と陰口叩かれ続けることになるんだが、「庵野秀明という人間」を監督する才に長けていると判明したのは十数年後のこと。
その2:公開前には本作をヨイショしていた海洋堂の宮脇センムが、DVD特典映像の中でようやく本音を(婉曲的に)覗かせたのは流石としか言いようがない。