そういえば、私も従兄弟のお兄ちゃんを好いていた時期があったのを思い出しながら見ていた。従兄弟って結婚できるんだ!と知って喜んでたなあ、子どもながらに。
民子は17ですからまだまだ子どもなのに、結婚…
初木下作品。
良くも悪くも、有名なあらすじ通りのシンプルなストーリー。
主役2人の初々しい棒読み演技を杉村春子、田村高廣、浦辺粂子らベテランが支える。
回想シーンの楕円形は木下監督が初めて用いたそ…
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原作:伊藤左千夫
野菊のような民子と、リンドウのような政夫の悲恋を描いた木下恵介監督作品。
晩年の政夫(笠智衆)が小舟に乗って現れるだけで、もう味わい深い。
初恋の2つ年上の従姉・民子との思い…
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「たみやはな…お前の名前を一言もいわんでな…」回想シーンがほとんどなのでこの映画のほとんどが楕円フレームで続く。木下惠介作品の中でもあまり入り込めず泣けなかったし、高廣目当てだったけどクソみたいな姉…
>>続きを読む当時51歳の笠智衆だが、70歳くらいの雰囲気で登場。川を見ながら回想していく形式。
回想シーンが白ビネット。
木下恵介作品に感じること。カメラ位置が微妙に「間違っている」。カメラ位置に正解なんかない…
見るべし。
何度も映画化されてるけど、この木下恵介作品が一番。さすが、本家本元。天皇黒澤監督と渡り合えるだけはある。作品の詩情感もいいし、いつ見ても泣いてしまう。名役者達が脇を固めてるからか、主役の…
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授業関連。映画の半分以上を回想が占めるにも関わらず、その回想シーンでは常に楕円形の枠で囲まれており、画面のショットがかなり制限されているのが新鮮。
話はありきたりの切ないラブストーリー。映画冒頭で勉…
高田馬場ACTミニシアターで鑑賞。
木下恵介の作品なのだが、この映画の回想シーンが「ひし形の円形」になるのが、(今考えると何故かはわからないが)当時は何か気になってしまって、イライラした。
恐ら…
長野県が舞台。お互いの身分が違うため、幼い頃から仲がとても良かったのに、結ばれない少年と年上の少女の恋を描く。「皆の噂になるから」と大人が、自分の子供の真の幸せを見ずに壊してゆく、あまりに辛く残酷な…
>>続きを読む松竹株式会社