皆さま、本年もよろしくお願いいたします。今年も変わらず映画&フィルマライフを楽しんでいこうと思います。
(今日アップする4本は、2023年末に観た作品です)
「二十四の瞳」、「永遠の人」の木下恵介…
世間体に縛られ、翻弄されるイトコ同士の少年と少女がなんとも切ない。
老人の回想という構成で、アイリスを使っているあたり、おそらく当時としてなかなか実験的な試みだったのだろう。
全体的に少しカッテ…
悲恋。
伊藤左千夫の小説、野菊の墓は未読。
松田聖子が主演したのは昔観たが、内容は全く覚えていない。でも題名(原作の)からして悲劇的な結末なのは分かる。
笠智衆が遠い過去を回想する形式。歌を詠…
このレビューはネタバレを含みます
山田洋次監督「虹をつかむ男」から。内容も結末もおおまかに知っていたが、見入った。
・一つ一つの映像が無駄がなく美しい。同じような田舎の風景を撮っているはずなのに、似たような映像が全くなかった。それ…
身分の違いから引き離された若い男女の悲恋…は、いつの世にもある話だろう。しかし、この話は時代的地域的なこともあり、政夫も民子もその想いを秘めたままで主張できないところが切ない。
唯一の理解者とも言え…
回想がほとんどの作品なのでノイズが演出に見えなくもないけど
だからといってこれが最良のリマスターとは思えない。
楕円のフレームも本当に必要なのだったのだろうか。
現在をゆったりとしたカットにするこ…
松竹株式会社