juri

野菊の如き君なりきのjuriのレビュー・感想・評価

野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)
3.0
そういえば、私も従兄弟のお兄ちゃんを好いていた時期があったのを思い出しながら見ていた。従兄弟って結婚できるんだ!と知って喜んでたなあ、子どもながらに。

民子は17ですからまだまだ子どもなのに、結婚は求められる。最後にはほとんどハイとしか言えなくなっているのが痛々しい。

野菊とかリンドウがあんまりピンとこないコンクリート現代では自分のことのようには考えられない作品なのだと思う。ハッピーエンドではないけれど、すごく爽やかな映画だった。
juri

juri