原作:伊藤左千夫
野菊のような民子と、リンドウのような政夫の悲恋を描いた木下恵介監督作品。
晩年の政夫(笠智衆)が小舟に乗って現れるだけで、もう味わい深い。
初恋の2つ年上の従姉・民子との思い…
「たみやはな…お前の名前を一言もいわんでな…」回想シーンがほとんどなのでこの映画のほとんどが楕円フレームで続く。木下惠介作品の中でもあまり入り込めず泣けなかったし、高廣目当てだったけどクソみたいな姉…
>>続きを読む山田洋次監督「虹をつかむ男」から。内容も結末もおおまかに知っていたが、見入った。
・一つ一つの映像が無駄がなく美しい。同じような田舎の風景を撮っているはずなのに、似たような映像が全くなかった。それ…
15歳政夫と17歳民の実らぬ恋のお涙青春メロドラマ。大半は回想風の丸い画角でしたが、そんな必要あったのか…。
前半は脅威の棒読みで延々と見せられる政夫と民の乳繰り合い。猛烈な退屈さにこれまた退屈な…
授業関連。映画の半分以上を回想が占めるにも関わらず、その回想シーンでは常に楕円形の枠で囲まれており、画面のショットがかなり制限されているのが新鮮。
話はありきたりの切ないラブストーリー。映画冒頭で勉…
15才政夫と17才民子の淡い純愛物語。
幼馴染みの本家と分家の従姉どうし、お互い好き合い何の屈託もなく遊ぶ2人に村の封建的因習が仲を裂く。手も握り合うことさえが心は通じている2人「タミさんは野菊の花…
数十年ぶりにふるさとへ訪れた政夫が、
短歌で当時をふりかえる場面がいくつもある。
あれだけの苛立ちや、民子と過ごす時間の楽しさ、花々の色や、風のはだざわり、2人でみた景色などの記憶の数々を短歌に…
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