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明りを灯す人のRIOのレビュー・感想・評価

明りを灯す人(2010年製作の映画)
3.7
中央アジアの真珠と呼ばれる聖なるイシク・クル湖 そのほとりの小さな村

キルギス族伝統の羊毛で作られた帽子を被り生活する人々
荒れた土地には何もなく若者はロシアやカザフスタンに出稼ぎに行ってしまう

青空の下で力強く回るプロペラ
村の明かりを供給する為の風車を建てたい 感電した明かり屋さんを土に埋めて放電させる 不思議な空気感
高い木に登って下りれなくなった子供と吹く風の他に誰も聞いてない会話が優しい

いつも微笑んでいる明かり屋さんが資本家たちによってとんでもない目に合うのは耐え難い

20mを超す透明度のある美しい湖は天山山脈の山間に隠され幻の湖といわれている
「あの娘と自転車に乗って」と同じくハッサン・キディラリエフが撮る情景は感動する
緑の大地に美しさと野性が感じられました
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