キャスリン・ビグロー監督作品。
ジェレミー・レナー主演の映画。
爆弾処理班の36日間を描く。
無差別に起こる、異国のテロ。
おそらく経験のない緊張感を要する仕事。
仕事なのか?
何なのか?なんと表現すればよいのか?
戦争そのものなのかもしれない。
あらゆる場所での感情の温度差を感じる作品。
どう折り合いをつけるのか?
フィクションではあるものの、
アメリカン・スナイパー同様に、
そこに従事する人は必ずいるし、
当事者の現地の人々はいる。
この感情は、非常に虚しく
戦争やテロの悲惨さしか感じられない。
正確には、その感情の極、一部だと思う。
ほとんど音楽もなく、役者の表情
そのもので、描き切る力には圧倒される。
助けられない命もあれば、助けられる命も
あるという現実を描いている作品。