菩薩

髪結いの亭主の菩薩のレビュー・感想・評価

髪結いの亭主(1990年製作の映画)
2.0
トリュフォーよろしく自身の性癖をこれでとかと詰め込んだ独りよがりの変態馬鹿映画。トリュフォーよろしくおっぱい&太腿に対する異常な執着、ルコントの場合はそこに体臭が加味される。幼少期の性的な発露が回想として盛り込まれるが、これがまた完全に『大人は判ってくれない』、まぁそもそも名前がアントワーヌで髪型もドワネルだが、分かりやすい様にタバコを蒸して親が帰って来て慌てるシーンもあるし親父のビンタまである。いい歳こいたおっさんがヒモ生活して綺麗な嫁さんとイチャコラしてるだけなので面白くはない、しかも最後は勝手に殺してるし、今なら燃えてる。変なダンスも別になんとも思えない。オーデコロンって飲めるんか?高校生の頃通ってた美容院には自動シャンプー機があったが、一人露骨にお乳を顔面に擦り付けてくるアシスタントさんがいるからっていつも「くすぐったくて無理なんですよ…」と断っていた友人がいたのを思い出した、残念ながら俺はその人には最後まで当たらなかった。
菩薩

菩薩