ライド

髪結いの亭主のライドのレビュー・感想・評価

髪結いの亭主(1990年製作の映画)
1.0
ザ、駄作!!ただの気持ち悪いエロオヤジの妄想映画。「結婚してください」「承諾します」ってなんでやねん!笑 ただの何でもないエロオヤジが美人の床屋とすぐ結婚できる意味がわからない。まあご都合主義な訳で。要するにこの監督は恋愛の過程を描くのが面倒いのですっ飛ばしたんでしょうね。このエロオヤジって嫁の内面に惚れて結婚したわけじゃないし、性欲のみなんですよね。愛する動機が全く美しくない。ずーと違和感を感じるので早くおわんねーかなって感じで90分耐えました。どーでもいい描写ばっかり続くし。監督とオヤジが気持ち悪いだけで、ヨーロッパ映画特有の情緒性なんて全く感じなかった。要するにこの映画は雰囲気だけで作られている感じがした。フェチズムを描くなら表面的なものではなく、もっと人間の内部を深く丁寧に描いてほしい。もうまるで人間を描けてない。ラストも安易に自殺させて無理やり終わらせた感じで何にも深みがなくてクソでした。
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