ドンシーゲルによるイギリス産スパイサスペンスアクション。
念願のDVDを手にいれました!ずっと前から観たくてたまらなかった作品。レンタルにも動画配信にも無くセルDVDも廃盤で中古の値段も高めだった映画です。
若い時のマイケルケインがめちゃくちゃカッコよいのです😍特に1960年代、1970年代の彼の主演作品が大好き。『狙撃者』『探偵スルース』『ミニミニ大作戦』などなど…
ファッションも素敵で長身の細身スタイルにスーツが似合う。大きめのタイにビビットカラーの濃いブルーのシャツや眼鏡男子になる所など目を引く箇所がたくさんあって楽しい。
まあ、そういうわけでマイケルケインを眺めてるだけで充分飽きないのですが。
ストーリーは国家機密のダイヤを巡りテロ組織ドラブルに息子を誘拐された諜報部員(マイケルケイン)が組織に非情にも見捨てられる中、息子を取り返す為に孤独に闘うという地味ながら面白いサスペンスアクションに仕上がっている。
冷静沈着で優秀なスパイであるタラント(マイケルケイン)とドラブルの頭脳戦から始まり、組織に見捨てられてからは、たかが外れたかのように息子を取り戻す為だけに走り抜けるタラントが眩しい。
さらにタラントの非情な上司として登場するのが名脇役ドナルドプレザンス。私の大好きな『袋小路』の彼です!どんな状況にも動じる様子は見せないが神経質そうで妙にクセのあるキャラクターが最高によかったです。