キング・オブ・コメディのNaoのレビュー・感想・評価

何か色々と勘違いしてるような自信満々な傲慢男パプキンの一獲千金を夢見た物語。
全て自分の都合の良いように解釈してしまい、手段を選ばず突っ走る。
TVショーに出演したいだけか、ジェリーに認められたいだけなのか。
ド過ぎた妄想は病気かな?
現実と妄想をうまく交錯させた展開が見どころ。
パプキンが意外と努力家というより、本気でスターになりたいという熱心さが伝わって来たのも一杯食わされてる感がある。
結果的に堂々たる犯罪をしでかしたが、反体制的とも捉えられる振る舞いが、ニューシネマぽさも残ってた。