このレビューはネタバレを含みます
おもろい。
自分にはお笑いの才能があると信じてやまないパプキンは、アメリカNo. 1コメディアンであるジェリーになんとか接触する。
自分の才能が受け入れられない現実に怒り、友人の女とジェリーの誘拐を行い、彼の主演番組をジャックする。
パプキンの目論見通りに彼は一夜にして脚光を浴び、その上本当に誘拐犯として逮捕されたこともあり文字通り"キング"になる。
周りのことを気にせずに、自分の正しさを疑わない人間の底知れない怖さが描かれている。
最後のシーンが現実なのか妄想なのかは視聴者にゆだねるのもおしゃれ。シャッターアイランドと同じ。