ロバート・デ・ニーロの演技、というかその役が憑依したようななりきり方にはいつもながら圧倒されます。
ですが、私にはこの主人公が好きになれず、彼のこの思いの押しきり方を最後まで見ることになってしま…
自分を信じることができるのは良いことだけど、信じることができすぎるのは恐ろしい。子供部屋おじさんで母親に面倒を見てもらっている感じとか類が友を呼んでいるところ、足蹴にされているのにそれでもなお自分を…
>>続きを読む狂ったコメディアンがあらゆる手段を使ってテレビに出演しようとする話。
自分の夢を叶えるのに必死で周りの人々の考えや言動を全く理解できず、自己中な行動がエスカレートしていく姿が狂気だった。
しかも…
すごかった。誰しも大なり小なり抱えている承認欲求が肥大化しまくってモンスターに成り果てていくさまを見せつけられる。現代の日本人が見るときに、京アニ放火殺人の犯人像を想起せずにはいられないのでは。おか…
>>続きを読むこんな人いるなぁと
自分を肯定することに取り憑かれてる人っていうか。無理やり自分を幸せにすることの反動というか矛盾を感じる。
スコセッシのリアリズムだからこそ、誇張表現ではなく滲み出るような本物…
「ジョーカー」(2019年)公開時に、元ネタ映画のひとつとして挙がっていて、そのときに見ようと思いつつ結局見れなくて、随分時間が経ってからようやく鑑賞。
面白かった。
コメディアンに憧れる、狂信的…
名作映画に外れなし!ラストの妄想と現実の境界線が曖昧な感じがすごい。観る人によってラストをどう捉えるか変わるのも面白い。
今にも爆発しそうな心情を描き、こいつはヤバいぞ…!とゾクゾクするような恐怖感…