ジュゼッペ・デ・サンティス監督作。
北イタリアの水田地帯に出稼ぎにやってきた女たちの悲喜こもごもの日常を描いたドラマ。
戦後イタリアの現実を反映した内容であるため、ネオレアリズモに属する作品と言え…
先日見た『家族の肖像』で、中年ながら常人離れした強烈な美貌のシルヴァーノ・マンガーノ見たさに、同じくアマプラで。労働歌を使って雇用者側を批判する逞しさ、弾けんばかりの肉体美(と脇毛w)を曝け出しなが…
>>続きを読む小さかった頃、 テレビで放映されて、 タイトルとラストだけは覚えていた映画です。
昔の北イタリアの大貧困。
汽車に乗り出稼ぎに出る女集団。
そんな中に、 宝石泥棒の男と、
クールビューティなフラ…
かつて船乗りで世界各地を巡っていた祖父が、イタリアの港に立ち寄ったときにこの映画を観たという話をしていて、気になって鑑賞。
パッショネイト……!
雨の中みんな泣き喚いてギャーっとなる展開、訳わかん…
泥沼化する2組の男女話の裏に流れ続ける社会的抵抗。
最後はいやはや爽快と思いきや、苦笑い。
個人的大好き作品「ウンベルトd 」筆頭のデ・シーカといい、ネオリアリズモ作品は面白いなと噛み締めた。(ネ…
古いイタリア映画が好きで良く観ていますが、
久々に再鑑賞
イタリアの田舎の風景とそこに集まる人々
日本の彼らより、明るくて逞しくて活力が湧いてきます
何と言ってもこの作品が映画デビューと言う
シルヴ…
NHK教育放送の名画劇場以来の、約40年ぶりの再鑑賞。
イタリアの女性達が田植えの出稼ぎにやって来る中での、男女間のドロドロを描いたもので、メッセージ色は無く立派なエンタメ作品となっている。特に終盤…
TSUTAYA発掘良品。同時期の『自転車泥棒』等の代表的な🇮🇹ネオレアリズモ映画に比べるとたしかに作りとしては緩めでパッとしない部分もあり埋もれてしまうのもわかるが、個人的には好きな水田ヒューマンド…
>>続きを読む田舎の女性と都会の女性。
この二人の女性の性格や運命の対比的な描写と、二人の男性を巻き込んだ騒動が作品の中心である。
ネオレアリズモの系譜を踏襲しつつ、そこにメロドラマの要素を絡めた傑作である。
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