NHK教育放送の名画劇場以来の、約40年ぶりの再鑑賞。
イタリアの女性達が田植えの出稼ぎにやって来る中での、男女間のドロドロを描いたもので、メッセージ色は無く立派なエンタメ作品となっている。特に終盤の緊迫感は素晴らしい。
デビュー作になる主演のシルヴァーナ・マンガーノは、後年の貴族や金持ちの奥さんのイメージとは違い、強烈な個性の若い娘を好演。登場時のダンス・シーンなど格好いい！
本作ではよくイタリア人女性のエロティシズム等を語られるけど、長靴など使わずに素足で田植えをするイタリア女性達の姿は、色気よりも強烈な生命力のある逞しさを感じるが。
