にへー

にがい米のにへーのレビュー・感想・評価

にがい米(1948年製作の映画)
3.5
フランチェスカは恋人のワルター(ウォルター?)が盗んだ宝石を託されると、田植えの出稼ぎ女達が沢山乗り込む列車に紛れ込みイタリア北部のポー川沿岸地域に向かう。
フランチェスカは警察から身を隠す為にそこで働く事になるが、グラマーな女性シルヴァーナに宝石を盗まれてしまう。

ネオリアリズモ作品だと思っていたので、稲作労働者の貧困と悲惨な現実を描く映画だと思っていたら(勿論、そういう要素も有るけど)、思いのほか犯罪映画だった。

なのでエンタメ性があり、予想よりもかなり見やすかったし面白かった。

公開当時はシルヴァーナ役のシルヴァーナ・マンガーノがグラマーという事で話題になったみたい(日本では「原爆女優」という凄いキャッチフレーズがついたみたい)だけど、確かに彼女の魅力がこの作品の魅力の一つではある。
日本じゃ田植えする女性が、あんな太もも露に苗植えしないからなあ。

どちらかというと、こちらが主人公のドリス・ダウリング(この前見た「青い戦慄」で主人公の奥さん役だった)もキレイ。
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