なやら

太陽は呼んでいるのなやらのレビュー・感想・評価

太陽は呼んでいる(1963年製作の映画)
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小指のない(そしておそらく出所したばかり)加山雄三が田舎の漁港に世話になる話。まあ面白かったが、所々関節が欠けてるような映画だった。色々もっとちゃんと出来るはず。
終盤、敵対する漁港(?)の蛮行への報復のため、「他所者」加山が鉄砲玉として敵地に赴くシーンのドスの使い方とかズッコケた。ドスを咥えたキメ顔はめちゃキマってたけど、肝心のやる事ソレかいっていうね笑。元ヤクザの設定は何だったんだって感じ。ココは、かつて犯ってしまった事の反復として演出した方が絶対良い。ちゃんと演出して、漢の性とそのやるせなさを讃えてくれれば絶対泣けた。
あと引きの画が少なく、漁港の様子がよく分からないのはダメ。
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