シドニー・ルメットの名作『十二人の怒れる男』を、巨匠ニキータ・ミハルコフが舞台を現代のロシアに置き換えてリメイクした社会派ドラマ。ヴェネチア国際映画祭で特別獅子賞を受賞したほか、アカデミー賞外国語映…
>>続きを読むロシア原題はシンプルに「12」である。
言わずと知れた有名作のリメイクであり、そのつもりで観ていると最初はオリジナルとの比較が面白い。こっちは体育館で寒そうだねぇ、そうそうここで一人寝返るのよね、…
話の大筋はオリジナル版と同じですが、話の舞台がロシアであることに焦点を当てた民族的な話も入ってきます。
有罪無罪の議論が終わり、全員の意見が一致した後の展開は考えさせられるものがあり良かったです。
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名作と言われるもののリメイクなんてのは、大抵失敗の烙印を押されて沈没していくもの。
この作品も例外無しと思い鑑賞。
見てみるとのめり込ませる点もあるが、これはある程度ロシアとチェチェンの関係を知っ…
舞台劇のような作品だった。
役者の演技がみな素晴らしい。
のだけれどね。
正直言って、2時間40分のほとんどがオヤジ達の自分語りと探偵もどきの推測が、ほとんど台詞のみですすんでいくのできつかった。…
大学院の時の先輩に、12人の怒れる男たちはアメリカ版でもなく日本版でもなく、ロシア版が一番良いよって言われてて、ついに見た!
このめちゃくちゃな鬱陶しさ、話も長いし、というか話の前置きも長いし、話…
トーゼン、あの『12人の~』のロシア版で不良息子が父親を殺した事件を12人の陪審員が評決するというストーリーなのだが、プロット同じなのに全然別の話になっているというスゴい映画!
まず、オリジナル版は…
自分語りがとにかく長いおっさん達による議論を見る映画。
養父を殺したとされる少年。陪審員12人中11人が彼の有罪を支持する中、たった1人だけが反論を試みる。傑作密室劇、12人の怒れる男のリメイクで…