「十二人の怒れる男」のロシアリメイク版。リメイクなので、大筋の事件については同じ要素をつかってはいるものの、ロシアの社会事情に反映させるだけではなく、キャラクターそれぞれのエピソードがあったり、本筋…
>>続きを読む「現代ロシアが抱える諸問題を浮かび上がらせるためにオリジナルを活用した」という意見には大いに納得。予習と見方の用意が必要なタイプの映画。
オリジナルの「早く終わらせて帰りたくてしょうがない」感が欲し…
シドニー・ルメットの名作『十二人の怒れる男』を、巨匠ニキータ・ミハルコフが舞台を現代のロシアに置き換えてリメイクした社会派ドラマ。ヴェネチア国際映画祭で特別獅子賞を受賞したほか、アカデミー賞外国語映…
>>続きを読むロシア原題はシンプルに「12」である。
言わずと知れた有名作のリメイクであり、そのつもりで観ていると最初はオリジナルとの比較が面白い。こっちは体育館で寒そうだねぇ、そうそうここで一人寝返るのよね、…
話の大筋はオリジナル版と同じですが、話の舞台がロシアであることに焦点を当てた民族的な話も入ってきます。
有罪無罪の議論が終わり、全員の意見が一致した後の展開は考えさせられるものがあり良かったです。
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名作と言われるもののリメイクなんてのは、大抵失敗の烙印を押されて沈没していくもの。
この作品も例外無しと思い鑑賞。
見てみるとのめり込ませる点もあるが、これはある程度ロシアとチェチェンの関係を知っ…
このレビューはネタバレを含みます
近頃は政治活動にも熱心なニキータ・ミハルコフ監督が、シドニー・ルメット監督の「十二人の怒れる男」を現代ロシアに置き換えてリメイクした作品。オリジナルのルメット監督作は何度も繰り返し観た映画だった。…
>>続きを読む大学院の時の先輩に、12人の怒れる男たちはアメリカ版でもなく日本版でもなく、ロシア版が一番良いよって言われてて、ついに見た!
このめちゃくちゃな鬱陶しさ、話も長いし、というか話の前置きも長いし、話…
自分語りがとにかく長いおっさん達による議論を見る映画。
養父を殺したとされる少年。陪審員12人中11人が彼の有罪を支持する中、たった1人だけが反論を試みる。傑作密室劇、12人の怒れる男のリメイクで…