このレビューはネタバレを含みます
12人の怒れる男のロシア版
おそらく映画作品の中で1番古い
57年版を観たのは学校の授業で、当時からとても好きな作品で
97年版も観てそれも気に入ったし
パロディに近いが優しい日本人も観て、これも楽しめた
で、今作は
ストーリーはほとんどオリジナル版と同じ流れや重要なポイントもほぼ変えてないと思う
評決、評議に関わる部分はほとんど
多少微細な違いはあるかもだけど
完璧に記憶してるわけではないのでそこははっきりとは言い切れない…
が、他と違う印象を覚えるのは
尺からも分かる様に長い、なんで長いのかと思えば
それぞれが
隙があれば、自分のことを、語りはじめる
その話が、長い。
まぁ他のメンバーの気持ちをちょっとずつ動かす場面でもあるので
丁寧に感情移入できたらそれなりに良い語りなんだと思うけど
とにかく長いし、どうしても
え、この案件についての話し合いは?
と思ってしまって正直集中できない
でもなんだかんだ
12人の怒れる男の筋がやっぱり好きなんだと再認識できたくらい
メインシナリオは忠実だったと思うし
自分に合わない部分もあったけど、オリジナリティを出すところも良いと思う
でも勧める場合は
アメリカの2作のどちらかかな…
好きなシーン
おもむろにドラッグ吸引的行動をする上にそれを目を見張って見守るシーン