誰だ、こんな酷い邦題をつけたのは?
それはともかく物語は一言で説明すると、落ちこぼれチームが一念発起して強豪チームとなる様を描く、『がんばれ!ベアーズ』のアイスホッケー版とでも言えばいいだろうか。
よくありがちなストーリーで、特に奇をてらった演出も展開もないが、それだけにハッピーエンドに向かって安心して観ていられる作品。
子供たちの成長を描いているようで、実は監督であるゴードンの成長物語でもある。
勝利至上主義のゴードンが子供たちと触れあい、その主義ゆえに信頼を失い、自身の過ちに気づき、信頼を回復していく。
ストーリー上ご都合主義も多々あるが、それを補って余りある良作。