るい

源氏物語 浮舟のるいのレビュー・感想・評価

源氏物語 浮舟(1957年製作の映画)
3.6

板挟みにされた女の悲劇


匂宮vs薫の君 浮舟を巡ってバトル勃発
板挟みにされた浮舟は入水自殺をはかる

薫の君は光源氏の息子で匂宮は天皇の3番目の息子です。私いかんせん源氏物語に疎いので、へーっていう感想しかわかないんですが新光源氏より面白かった!

何がよかったかというと、今回は薫の君に長谷川一夫、匂宮に市川雷蔵が配役されておりまして新旧色男対決になってるんですね。

前回は市川雷蔵が光源氏やっててなんかちゃう感がすごかったんですけど、今回は悪いプレイボーイっていう役でね、これがばっちしハマっておりました!いじわる雷蔵さま、おいっおまえっこらっな展開でございます。

長谷川一夫の薫の君は親が光源氏なのにめっちゃ一途な男なんです。遺伝しなかったんだね。でも、なんか押しが弱いというか見ててしっかりしてくれよーって感じで。

まぁ最後は悲劇で終わるんですけど、なかなか楽しく見れました!
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