クランスマンとはKKKのメンバーのことであり、黒人排斥運動を推し進める中で、逆に黒人は銃を手に取り、一触即発の事態になっていく。
冒頭からいきなり黒人女性のレイプが白昼堂々行なわれる。
こういう時代のためであり、ブラックスプロイテーションなのかと思ったが、最終的にはKKKと警官たちの争いにも。
時代のせいでもあるが、虐げられる黒人女性が痛々しく、そこから黒人男性がライフルで次々と白人を撃ち殺していくシーン。
演じるのがOJシンプソンというのにはビックリした。
ラストの虚無感は何とも根深い問題だと伺える。
話的にスパイク・リーが監督した「ブラック・クランズマン」と似ている箇所があるが、あちらほど話が上手く纏まってない印象は受ける。