めっちゃいい
ずっと面白い
語り口も早くて色んな人物も絡み合うけどそれぞれにしっかりケリがついている
撮影も良いしレスリング場面も迫力あった
窓を閉めてくれの場面なんてかなりグッとくる
短い時間で印…
神経質そうなウィドマークがあまり好きではないので先送りにしていたが、いざ観てみたらものすごく面白いノワール。
特に前半、ナイトクラブの店長室で繰り広げられる3人のキャラクターの駆け合い場面は、カリカ…
理想的なノワール。どうにか自転車操業でやってきたヒモ野郎が結局なにも成し遂げられず、成長もせず死ぬ。
プロレスシーンの生々しさと迫力。全体的に陰影がかっこよく、その他にも印象的なシーンが多い。急に…
これは大好きなヤツ。繰り返し観たい。
誇大妄想気味な野心を抱えたナイトクラブの客引きの男が、プロレス興業を行う為に人を騙くらかして金を集めるが、そこに夜の世界や闇の世界の住人の思惑が色々絡んできて…
物心ついた頃からロンドン中を逃げまくる口八丁嘘つき山師ウィドマ。頭も回るし瞬発力抜群で触るもの皆不幸のドン底に。太り過ぎのレストラン銀狐のオーナーと金しか興味ない妻の関係だけでも充分すぎるノワールだ…
>>続きを読む照明がめちゃくちゃかっこよくてどこを切りとっても惚れぼれする。これぞノワールというかっこよさ。下からの反射光で浮き上がらせるのとか、影の中にある顔のほんの一部だけうっすら明るくして瞳や汗の輝きを捉え…
>>続きを読むジュールス・ダッシンの描く夜の街は、高校生の時に観た『夏の夜の10時30分』(67)で魅了された。犯罪映画『トプカピ』でダッシンに初めて接したときは、エンタメ系の監督かと思ったが、犯罪ものと一括りで…
>>続きを読む抜群に楽しい泥仕合と、あまりにも滑稽な親子愛が示される無観客試合に胸が躍る。冒頭の嘲笑やラストの足音など、主人公を追い詰める音の演出も良い。
都合よく入退場させられる妻が不憫だが、思いのほか感傷的…
自分の能力や周囲への配慮をわきまえずただ自分の欲望のためにひた走る愚かな男が一発当てようとして破滅していくというノワールみたいな題材なのに、そんな主人公を演じるリチャード・ウィドマークの軽妙な演技や…
>>続きを読むリチャード・ウィドマークのキャラクターが良い。小粒も小粒の小悪党、先が読めるのに裏が読めないこの矛盾。
貪欲な人間どもの思惑が交錯しつつ結果的に誰も幸せにはならないこの虚しさがノワールの真骨頂、ス…