この時代のフランス映画はどうしてこうもオシャレなのか。クライマックスでの銃撃戦以外は静かで渋いフレンチ・フィルム・ノワール。
ジャン・ギャバンが渋い。渋すぎる。
ラスクだかパテだかの異常なおいしそ…
ジャン・ギャバンマラソン③ わたしたちのショーを見てってよ、という若い女たちの誘いに「12時半越えたらしんどい」とぼやき、命を狙われてる相棒を隠れ家に案内したらちゃんときれいに畳まれたお揃いのストラ…
>>続きを読むいわゆる腐れ縁とでも言うべき友情と、これからの人生との天秤。現役引退間近の男に課せられた究極の選択。という、言ってしまえば古今東西繰り返されてきた物語の定型にすぎない話なのだけど、妙なディテールに泥…
>>続きを読むジャン・ギャバンの佇まいとブルース。そして友情。全体的に抑えた渋い魅力があり、直立不動での平手打ちやマシンガン捌きでオジ様ギャングの貫禄を見せてくれる一方で、ラスクをチビチビ食べたり、ストライプのパ…
>>続きを読むヤクザでも暴力団でもマフィアでもなくギャング。
ギャングは渋くなくちゃいけないので、ある程度歳を重ねてなくちゃいけない。
そしてその周りには美女が必ずいなくちゃいけない。
静かで品と風格があって…
切ねえ〜
女に何度も平手打ちするのはやばいけど、マックスの勘の良さと度胸は肝が据わっていて終始かっこいい。一人一人の顔に当たる照明がちょうどよく初老の男たちのシワやたるみを強調してて素晴らしい。ジャ…
マックス役のジャンギャバンの存在感が凄い。スタスタ歩いてるだけで様になってるってヤバいよ。最後のシーンの表情ヤバい、マジヤバい。
序盤のシーケンスでマックスがずっと周りの面倒を見てきたんだろうな……
来客用のパジャマやタオルや歯ブラシが用意されているところ、フランスだなぁって思う。
フランスのラスクは食パンを焼いたようなもので、ナイフで塗って食べているのはパテ。
ダメな友達を見捨てない、全力で守…
男たちの友情、そして老いを描いたベッケルの傑作フィルム・ノワール。
フレンチ・フィルム・ノワールとも言われるフランス製ギャング映画の古典的名作で、主演のジャン・ギャバンの代表作の一つ。
初老のギャ…