久々にテンションが上がるクラシック映画だ!流石、ベッケル。
レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』やテリー・ホワイトの『真夜中の相棒』…と僕の好きなハードボイルド小説はいつだってしっかり者とろくで…
ジャック・ベッケル②
ジャン・ギャバンの顔の映画!
これほど格好いい男はなかなかいない。
冷静沈着でありながら、情に篤く、沸る心を持ち、紳士的かつ野性的で女にモテる。
オッサン2人がパテを塗った…
「痺れた。」この一言に尽きます。渋さと格好良さ、この二つを極めた作品でした。テーマ曲がまたこの映画の渋格好良さを引き立ててます。
どうやらジャックベッケル監督とはウマが合うらしい。
銃撃戦あり!
…
このレビューはネタバレを含みます
ベッケルの疲れたキャベツとハーモニカのしらべ
2009年10月29日 18時54分
1954年作、脚本(原作者と他一名)監督ジャックベッケル。
ヨーロッパ映画のフィルムノワールといわれ…
ヒッチコック的通底性(最初の踊り子たちのシーンのセット、窓の通底装置としての機能ぶりが特に凄い)、ドン・シーゲル的経済性、ブレッソン的音響性、ホークス的動作性を持ちつつベッケルの映画はベッケルでし…
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