otom

現金に手を出すなのotomのレビュー・感想・評価

現金に手を出すな(1954年製作の映画)
4.8
やれやれだぜって雰囲気を醸し出しながら仲間のケツをふきまくる、どこまでも渋メンなジャン・ギャバン。最後に残ったのは哀愁のみって事でなんとも言えぬあの表情に、ピチピチなジャンヌ・モローほかに結構本気な連続張り手など演技が実に素晴らしい。テーマのグリスビーのブルースもとても良い。取引シーンなんかの緊迫感のあるジャック・ベッケル演出堪らんわ。
otom

otom