ノノ

現金に手を出すなのノノのレビュー・感想・評価

現金に手を出すな(1954年製作の映画)
3.9
切ねえ〜
女に何度も平手打ちするのはやばいけど、マックスの勘の良さと度胸は肝が据わっていて終始かっこいい。一人一人の顔に当たる照明がちょうどよく初老の男たちのシワやたるみを強調してて素晴らしい。ジャン・ギャバンの哀愁漂う顔が役に大ハマり。リトンの少し腑抜けた感じとの相性がまた最高。
ギャング引退前の最後の大仕事、リトンが秘密を漏らしたためにマックスらは破滅へと追い込まれていく。燃えていく金塊になす術もなく立ち尽くす、仲間の死に動揺しつつも平然と音楽をかけ席に戻るマックスのラスト渋すぎる。
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